ブライアン・イーノ展 × 麻100% スタンド ブラウス
待ちに待った休日。
今日は朝から、お気に入りの服を着てお出かけ。
アンビエント・ミュージックの創始者、U2をはじめとした数々の名作を、世に送り出してきた「ブライアン・イーノ」の個展が開かれると聞けば、行かないはずがない。
日差しが強くなった京都。
それでも吹く風は心地よく、この季節の風を思う存分感じられる近江麻のブラウスを、さらりと羽織る。
築90年の歴史ある建物・京都中央信用金庫 旧厚生センターは、美しい佇まいで、私を招いてくれた。
代表作から世界初公開作品まで、心行くまで楽しめるらしく、そっと胸が高鳴る。
プリーツバッグのきれいなオレンジ色を際立たせたくって、今日の服は全体的にシックに統一。さり気ない透け感が、初夏の日差しに似合い、涼しげな印象を届けてくれるはず。
音と光の空間芸術に私も馴染むように、考えたコーディネートは、自画自賛したくなるほど、気に入っている。
チケットを買って、階段を上る。
ブライアン・イーノは、ヴィジュアル・アートとしても著名で、音と光の双方が途絶えることなく変化しシンクロしあう空間芸術
「ジェネレーティヴ・アート」をつくりあげた。
もうすぐ出会えるんだ。
わくわくしながら、暗幕をくぐる。
広がる世界観。
音が空気を響かせて、私の心が放たれていくような感覚。
絶えず変化する光と音の芸術に取り込まれていく。
流れる時間、響く空気。
近江麻のブラウスと共に、包まれるようなひとときをドキドキしながら過ごしていく。
空間で出会う、いろんな一期一会に、心を震わせながら、じっくりと堪能。
衝撃のようで、優しく響くブライアン・イーノの世界観。
この瞬間に出会えた特別を大切にしたい。心からそう思った。
ショップでは、このひとときを持ち帰れるような
そんな特別なものたちが並んでいた。
手に取り、静かに、いろんな感覚に触れながら、
とっておきを探す瞬間がまた楽しい。
変化し続ける「音と光」
心が震わされっぱなしの時間に、まばたきすら忘れるほど夢中になった。そんなイーノの世界観に触れながら、ふと思う。
自分が感じる直観や心地よさを信じたいと。
近江麻のブラウスを買うとき、これが歴史ある生地だと知った。
伝統を身に纏う心地よさを知りたくて思い切って買った、このブラウス。伝統に見合う私ではまだまだないけれど、特別な心地よさを感じずにはいられない。
素肌に届く、心地よさ。
この感覚に出会えた喜びを大切にしたい。
とっておきを見つけて購入。
プリーツバッグは、本当に便利。
無理なく伸びるから、どんな形のものでもスイスイ入る。
なんといっても、この淡くきれいな色がアクセントになるから、いつものおしゃれを際立たせてくれる。
余韻に浸りながら、ドキドキして上った階段をゆっくりと降りる。
この世界観、忘れずにいよう。
ここで出会ったドキドキを大切にしよう。
アートがもたらす特別な何かは、私の心に小さな灯りをともしたかもしれない。
扉をあければ、日常が待っている。
でも、この日常はさっきとは違う。
同じような毎日も、よく見れば違う景色のように、
私のとらえ方ひとつで、世界は新しくなるのかもしれない。
心地よい風に吹かれて、近江麻のブラウスが小さくなびいた。
扉を出た一歩は、新しい世界への一歩に繋がったりして。
今度は、そんなわくわくを抱えて、私は新しい一歩を踏み出した。
【 ご紹介商品 】
近江麻 スタンドカラー ブラウス
麻100% / Fサイズ / 19,800
形態安定加工 プリーツバッグ
横 17cm〜42cm × 縦 65cm / 綿100%
レモン / オレンジ / 3,850
【 撮影協力 】
ブライアン・イーノ アンビエント キョウト
2022年6月3日(金)〜8月21日(日)
開館時間:11:00〜21:00(展示会入場は閉館の30分前まで)
〒600-8219
京都府京都市下京区中居町113
京都中央信用金庫 旧厚生センター
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