2022年を締め括る
– 大祓人形に託す –
今年も八坂さんからの大祓人形が町内会長さんから届いた。
家族それぞれの名前を書き、罪や穢れを人形に託し、1年清々しくすごすための大祓人形。
これが届くと、一年の終わりを感じて振り返る。
私にとっての2022年は穢れ多き1年だったのかもしれない。
売上拡大という至上命題に、まずは本社改築をブチ上げた。
(ブチ上げるまでに20数年かかっているがw)
それに伴い私の住居の引越しと事務所移転、両親の引っ越し、WEB発送の移管などが通常業務に加わった。そもそも通常業務自体、WEBショップをリニューアルしてからは大幅に作業量が増えており、両親の体の不調も重くのしかかってきて、夏の終わりにブっ倒れたこともあった。
あれもしたいこれもしたい。
大きく動くために必要な準備の1年とはいえ、欲にまみれた1年だった。
欲を可能にする責任に負われた1年ともいえるかもしれない。
山城社屋は3月31日を目処に完成する。
来年は今までと違った運営方法を模索し、構築する必要がある。
スタッフも増え、オペレーションも多岐に渡った上で連動性も確保しないといけないのだ。”長”として求められる事が増え続ける中、解決とアップデートを繰り返す過程で、新しく生まれる欲もあるはず。
退却がよぎり、現状への不安が尽きることはないが、人生の折り返しはとうにすぎている。
いつまで意欲的でいれるだろうと考えると、欲もまた大切なものなのだと思えてきた。
限りなくリスクを潰し、熟考に最も時間を割いたのだから、後は動くのみ。
23年も欲まみれになれる事を”是”とし、多くのお客様や関係者、スタッフに恵まれている事に感謝しながら今年を括りたいと思う。
また来年、新装オープンの際に元気な皆様にお会い出来る日を楽しみに。
良いお年をお迎えくださいませ。
株式会社 山城
代表取締役 三代目 稗真平