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【 山城と人 】
Neu-design  /
パタンナー 大嶋誠さん

“山城と人”と題した本コラム。

山城の商品に関わっていただいている 「人」や「会社」にフォーカスをして、その方や会社の歴史、山城の商品に対する思いやウラ話などを、インタビュー形式で伺っていこうと思っております。

それでは早速ですが 始めましょう。
まずスタッフが気になったのが 大嶋さんのこれまでのこと。

– 服を作っている時が一番楽しい!-

山城 どうしてこの業界に入ったのですか?

大嶋さん(以下 大嶋) もともと服が好きでした。特にアメカジ。
それが好じて、一般大学から新卒でアパレル会社の営業職に就きました。

その会社では新入社員の研修として、営業でも「モノを作る」ということをしたんですけど、
その楽しさが忘れられなくて…2年間勤めた後、大阪の文化服装学院に入学し直したんです。

山城 へえ~、最初は営業職をしておられたんですね!

文化服装学院では どういったことを学んでおられたんですか?
というか、そもそもパタンナー って何のことですか?

大嶋 パターン科というところで3年間、服づくりの基礎の基礎を学びました。

パターンとは商品の形を決める大元で、型紙とも言いますがコレが無ければ何も進まない工程です。
デザインだったりサイズだったり型紙があるから、それぞれの生地を裁断できるんですね。
その大元の基礎を習った後、岡山でパタンナーとして再就職しました。

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山城 岡山…ですか?

大嶋 はい、岡山です。岡山はデニムで、日本のアメカジスタイルのメッカですから。

山城 そうか!倉敷のデニムは有名ですよね!

大嶋 そうそう。そこで様々なアメカジブランドのパタンナーとして5年間勤めました。そこの服作りがすごく自由で、とてもいい経験になりましたね。

山城 自由に好きなものが作れたんですか?

大嶋 一応「こういう感じで」っていうのはあるんですけど、なんていうか、漠然と「ダサいものは作るなよ!」ってだけ言われてあとは任せてもらえる(笑)

山城 それはめちゃくちゃ大変そう!
私だったらもっとキッチリ指示してよ~ってなっちゃうかも(笑)

大嶋 うん、そうですかね。

今と違って当時だから就業体制とかブラックだし(笑) しんどいことも多かったけど、その分のびのびと自分で作ることを楽しめたかな。

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山城 その後どういった流れで独立、今に至られたんですか?

大嶋 岡山で5年働いた後、結婚を機に地元の京都に戻りました。京都でも違うアパレル会社でパタンナーとして8年間勤めました。

山城 へえ~、そこではどんな感じでお仕事されていたのですか?
岡山では自由だったから、自由じゃなかったらギャップで大変そう…

大嶋 いや、そこも案外自由だったんです(笑)

とにかく自分のやり方でパターンが作れるのがよかった。
そんな良い環境の中、ノウハウと色々な経験を積んで、やっぱり「独立したい!」という気持ちで、今のNeu-designを立ち上げました。

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山城 なるほど…今に至る長い下積みの期間を経ていらっしゃるんですね。私はもうそれだけで尊敬してしまいました…。

現在はどういった先のお仕事を受けておられるのでしょうか?

大嶋 本当にいろいろですよ。前に勤めていた岡山や京都の会社の仲間がやっているメーカーもあります。

それから、今年は中止(コロナの影響で)になっちゃいましたけど、東コレ(東京コレクション)に出すブランドの服の仕事もありました。

山城 !!!!すご!!!!
そのブランドのコレクション全てを任されたのですか??

大嶋 いえ、トップス全般ですね。

ジャケットなんかも含めて。そういう華を感じるようなお仕事の他にも、量販店向けの服なんかも作ったり、本当にいろいろですよ。どちらも真剣にやらせていただいてます。

山城 様々な案件で、それぞれに合った形で納品されるとなると、切り替えが大変そうな気もするのですが…

大嶋 いやそこは頭の中のスイッチを着替えるだけなので大変なことでもないです。服を作っていられるだけで、もう楽しいですし。

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服が好き、服作りが楽しい。
そんなふうに語る大嶋さんの言葉が とてもステキでした。

仕事への愛を持ち続けながら働く大人 … かっこいい。

次回の後編では、山城とのウラ話なんかをアップする予定です。
お楽しみに!

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